【20年ぶり自作PC】コスパ動画編集PC目指して作ったら中途半端な価格になった

はじめに
SFV(ストリートファイター5)がサクサク動く、動画編集がサクサクできるPCが欲しい。
mouse DAIV A7
でもそんなにお金をかけたくない。そこで20年ぶりの自作PCにチャレンジ。
YouTubeやブログにてAMD Ryzen 5 2600 + Radeon RX570で高コスパPCを作っている方々がいたので参考にして作ってみることにした。
多くの方は5万円台・6万円台で作っているなか、気がつけば8万円台のPCができ、オーバスペックのパーツが・・ブランクを痛感したが、動作したので良しとしよう。
最後にCrystalDiskMark、Blackmagic RAW Speed Test、3D MARK、Cinebench R20のベンチマークをとってみたので、同じような構成を検討している方の参考になればうれしい。
中途半端コスパPC構成
種類 | パーツ名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 2600 BOX | ¥16,480 |
CPUグリス | 親和産業 OC Master SMZ-01R | ¥1,078 |
メモリ | G.Skill F4-3600C19D-16GSXWB [8GB 2枚組] | ¥8,480 |
マザーボード | ASUS TUF B450M-PLUS GAMING | ¥8,980 |
ビデオカード | ASRock Phantom Gaming D Radeon RX580 8G OC | ¥18,711 |
M.2 SSD | CFD PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF | ¥15,131 |
M.2ヒートシンク | 純銅ヒートシンク グラフェン加工 | ¥1,000 |
ケース | darkFlash DLM21 ブラック | ¥5,499 |
ケースファン | Novonest 120mmPCケースファンLEDリング搭載 | ¥1,880 |
電源 | 玄人志向 ATX電源 KRPW-BK550W/85+ | ¥6,043 |
合計 | ¥83,282 |
※価格は2020年5月5日時点
ピックアップ – AMD Ryzen 5 2600 BOX
多くの方が、AMD Ryzen 5 2600をコスパ最強として採用しているのを読んだのだが、それが2020年3月頃の価格が1万3千円位の時の話である。
自分が購入しようとした2020年5月頭には、1万6千円を超えており、”コスパ最強?”となっていた。同じような価格帯にはZen2世代のRyzen 5 3500があるが性能は2600の方が上のようなので、最終的には2600を選んだ。
後で知ったのだが、PASSMARKの CPU Benchmarksから各CPUのスコアを比較できる。また、コスパのランキングも見ることが出来るので、次回はこちらも参考にしたいと思った。
また、現時点(2020年5月17日)では、コスパ最強はAMD Ryzen 5 1600(AF)になるのではないかと思う。店頭価格が9,980円という破格で、シュラララ!!さんのYouTube動画によるとCinebanch R20のスコアが2480前後となっており、非常に高いコスパなのではないかと思う。
ピックアップ – G.Skill F4-3600C19D-16GSXWB
DDR4 8GB2枚組でいうと1000円位安いものもあったが、ヒートシンクがある、黒い、動作周波数が高い(3600MHz)ので、1000円位いいかということで、こちらの商品を購入した。
現状の構成(AMD Ryzen 5 2600)では、動作周波数は2933MHzが最大だった。後で4枚刺しで容量を増やそうと考えていたが、4枚刺しでは動作周波数がさらに下がるようだ。
高コスパを考えているのに、"〇〇円位いいか"と考えるのは要注意だった、ここから気持ちがブレブレになってしまった。。
ピックアップ – ASRock Phantom Gaming D Radeon RX580 8G OC
今回一番の選択ミスは、もしかするとこのグラボかも知れない。
ゲーム主体であれば全然問題ないと思うが、動画編集でDaVinci Resolveを使おうと思っているが、その場合WindowsではNVIDIAのグラボを選んだ方が良かったようだ、それはYouTuberのdrikinさんがRadeon RX580で自作PCを作ったのだが、その後のBlackmagicの岡野さんとのライブ配信で、岡野さんがWindowsの場合、AMD RadeonはOpenCL APIを経由して使われるのだが、あまりGPUパフォーマンスを引き出せないとのこと。Macの場合は、Apple独自のMetal APIを経由するため十分にAMD GPUパフォーマンスを引き出せるとのこと。
また、上記ライブ配信を聞いて、Blackmagicって良い会社だなと思った。良いものは、頭が良いだけじゃ作れなくて、頭がおかしくないと作れない、なるほど。
そして、DaVinci Resolve 16 ビギナーズガイドがとても良くできているとの有益な情報も得る事が出来た。PCを組み上げたら、まずやってみようと思う。
DaVinci Resolve 16 トレーニングページ
ピックアップ – M.2 SSD CFD PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF
PCI-Express Gen4x4に対応した超速M.2 SSD。容量500GB。
シーケンシャルリード:最大 5000MB/sec、ランダムリード:最大 400000IOPS
シーケンシャルライト:最大 2500MB/sec、ランダムライト:最大 550000IOPS
1TB/2TBモデルは、シーケンシャルライト:最大 4400MB/secなど速度が異なるので、お財布に余裕のある方は1TB/2TBモデルが良いと思う。
そして購入したマザボのB450チップセットは、PCI-Express Gen3x4までしか対応していません。
購入後に気付いた。速いことに変わりないので良いとしようと思う。
Ryzen 3000シリーズCPUであれば、マザボのBIOSのバージョンによっては、PCI-Express Gen4x4が有効化されていたようだ。でもRyzen 2600には関係ない。
完成とベンチマーク

裏から配線が通せて配線がすっきり。ケースファンのポートは2つなので2つしか使ってません。
上部に240mmの水冷システムも設置可能なのでCPUをアップグレードする時には検討したい。

光学ドライブ非対応ですっきりしている。(SSDはマザボの横に2つ、3.5inch HDDは電源と同じエリアに2つ設置が可能)
CystalDiskMark

シーケンシャルライトは、スペック通りの速度まで出ているが、シーケンシャルリードは、PCI-Express Gen3の壁でスペックの70%の速度で頭打ちになっていた。
Blackmagic RAW Speed Test

4K(2160p60)までは、ほぼリアルタイム以下での処理が可能という結果になった。
また、GPUに比べてCPUがボトルネックになっているのがわかる。
3D MARK
Time Spy : 4,582
Fire Strike : 12,515
はやくSFVがやってみたいが、安くゲームが購入できるGreen Man GamingにはSFVは無かった。
Cinebench R20

さいごに
途中、CPUの電源ケーブルを刺さず起動しない問題に小一時間悩みながらも完成することが出来た。
7GB以上あるレッスンファイルもダウンロードしたので、まずは、このPCでDaVinci Resolveのビギナーズガイドを進めていきたい。
そして、バリバリ動画編集が出来るようになって、スペックに不満が出てきたらCPUやGPU(NVIDIA GPUになるのか・・)のグレードアップも検討してみたい。
嬉しいことに一度AMDは、B450チップセットでは、Zen3 CPUに対応しないと発表していたが、それを覆し、対応することを発表したので、Zen3 CPUへの載せ替えで大幅なパワーアップが出来るかもしれない。
そして、Blackmagicという会社に興味が湧いてきて、カメラやスイッチャーなども気になってきた。
沼にハマらないように注意しないといけない。
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