【自作HITBOX】3Dプリンタで天板を作る

はじめに

昔から興味のあった3Dプリンタを購入したので、さっそく自作HITBOXの天板を作成してみた。
昨年(2020年)の11月頃に購入して、11月末に第1段のHITBOX天板が完成。
トップ画像は、2021年5月現在の第3段の天板のもの、色々と改善を行なったが、プリント時間を比較しても第1段は39時間40分かかっていたものが第3段では28時間51分になった。(3Dプリンタの最大造形サイズの関係で4つに分割してプリント)

購入した3Dプリンタ: Ender3 Pro

今回購入した3Dプリンタは、Ender3 Proという製品だ。
プラスチックのフィラメントを溶かして積層して造形するFDM「熱溶解積層法」の3Dプリンタになる。
半年ほど使ってみた感想としては、一家に1台あって良いんじゃなかと思うほど便利だ。
「壊れたものを複製」、「こんなのあったらいいのに」、「市販品を補強するパーツ」を気軽に作れる。
でも積層面など表面は、それほど綺麗とはいえないので、そこの割り切りは必要。
(ヤスリがけなど手間をかければ綺麗にできると思う)

モデリング(CAD)ソフトウェア: Fusion 360

無償で使えるCADソフトで探してみたところ、Fusion 360がたまたま見つかったので、試しに使い始めてみたところ、なんだかんだで使えている。他のCADソフトを使ったことがないので、機能的にどうなのか、使いやすいのか、などはよく分からないが、現状の用途では十分に使えている。
またこちらのYouTubeチャンネルは、使い方調べるのだるいな〜と思っている時に見つけたYouTubeチャンネルで、初心者にもわかりやすく説明してくれてとても参考になった。

しかし、このFusion 360は、非商用の個人利用に限り1年間無償で利用ができるというものなので、2年目以降は、非商用だとしても年間61,600円(2021年5月時点)がかかってくる。さすがに趣味で少し触る程度なので、この金額を払い続けるのは厳しい。おそらくFreeCADなどのオープンソースソフトウェアに切り替えることになるだろう。

第1段プロトタイプの作成の様子

4つのパーツに分けた天板をプリント。
天板表面に見える白い跡は、その前にプリントしたパーツの跡がベースに少し残っていて、次のプリントについてしまっている。仕上がりを気にする人は、サンドペーパーなどで仕上げるのが良いだろう。
4つのパーツを組み合わせられる機構をつけたが、クリアランスが取れておらず、組み合わせるときに非常に苦労した。経験則としては、0.4mm程度のクリアランスがちょうど良いことがわかった。例えば、24mm径のボタン用の穴は、直径24.4mmにする。

裏側の様子。

ボタン、Audio Fighting Boardを取り付けて、配線を繋いだ様子。
今回は、配線は出来上がったものを使った。(こちらこちら)
自分でかしめて作るよりも綺麗で圧倒的に楽だった。

出来上がり。
アームレスト部分には、トラスコのクッションテープを使用した。適度な弾力で疲れにくくなってとても良い。
弱Pボタンの上は、R3ボタンで、トレモのリスタートを、ほとんど手をずらさずに出来るようにしている。

第3段プロトタイプ(2021年5月)

第1段から見た目で変わっているのは、L3ボタンを上ボタンの左に配置してみた。
これにより、トレモでの場面の記録も行いやすくなった。
見えない部分では、天板の厚さを3mmから2mmに変えて、4枚の接合方法を簡略化、柱を取り除いた。これにより、プリント時間が39時間40分から28時間51分と27%削減出来た。フィラメント使用料も同様に削減が出来て、現状で252gとなっている。
あまりベースを綺麗にせず、プリントしているため表面が汚いし、クッションもだいぶ使用感が出てきている。最初に自作HITBOXを作った去年5月頃から、ストファイでランクマを初めて、最近ようやくGOLDになった。その分の使用感が出ている笑

4枚の接合には、上のように各パーツから出ている円柱の一部組み合わせたところに、円形のパーツにボンドをつけてはめて固定するようにした。さらに、グルーガンでその周囲を固めることで使用に耐える十分な強度になった。
グルーガンは、グルー自体が高温のため、造形したフィラメントが変形するので注意が必要だが、適度に使用すれば、一体化して接着力が増すので、3Dプリンタで作成したものの接合には、とても相性が良いと思った。

さいごに

現在の第3段の天板の自作HITBOXでだいぶ満足している。
しかし、十字キーの入力のし難さを依然として感じている。↓・→は入力しやすいが、↓・←は入力しにくい、中指を押すと、薬指どうしても窮屈になって動かしにくい。
エルゴノミックキーボードのように人差し指側に向かって高くなっていれば、右側のボタンを押し込むことで、左側の指が窮屈になるということが防げるし、各指の押し込む力・量も均一に出来て、操作がしやすくなるなるんじゃないかと思うので、次は、十字キー部分のエルゴノミック化をやってみたいと思う。
攻撃ボタン側は、同時押しなどのことを考えると、平面の方が使いやすいと思うのでエルゴノミック化はしない。