【自作HITBOX】2023年7月時点での高コスパレバーレス
盛り上がるストリートファイター6
2023年6月2日に発売されて以来、盛り上がりを見せるストリートファイター6。
初心者にも優しい入力モードを用意するなど、これから格闘ゲームを始める人にも始めやすいゲームとなっている。そして、ストリートファイター史上、一番完成度が高く面白いと、プロゲーマーからも高い評価を受けている。
とても小さい当ブログでさえ、6月以降アクセス数が伸びている。。。
きっとコスパの高いレバーレスを求めている人も増えてきているのだろう。
ということで、今回は、改めてコスパの高いレバーレスを調査してみて、自作した場合とどちらがお得なのかを調べてみた。
大手・有名どころのレバーレスは安定の高値
ときど選手も使用するPunk workshop MINI BOX
ときど選手も使用するPunk workshop MINI BOXは、AliExpressでRaspberry Pi Pico Board版で21,542円となっている。
非常に軽量でコンパクト、天板がマグネットで固定されていてツールフリーで開閉できるなど、とても完成度の高い製品となっている。
ときど選手のYouTubeチャンネルにて、この製品や専用のカスタマイズが紹介されている。
デフォルトでスイッチは、OCPK-30が使用され、Cherry MX ロープロファイル 銀軸が使用されている模様。
PS5対応には、Brook UFB+UP5 Board版を選ぶ必要があり、その場合は、50,265円と価格が倍増する。
Snack Box MICRO
Punk workshop MINI BOXと同じように軽量・コンパクト・完成度の高い製品にSnack Box MICROがある。
いろいろなバージョンがあるが、2023 MICRO with Artwork Caseが265ドル(36,756円)となっている。
お金に余裕があるなら欲しくなる製品だ。
スイッチには、Kailhロープロファイルの赤軸が使用されている模様。(ホットスワップ対応で別軸に換装可能)
2023版からPS5にも対応している。
Victrix レバーレス
様々なゲームアクセサリを出しているVictrixが2023年にレバーレスを発売した。
そのお値段は、57,728円。
「航空機なみの耐久性を誇る1枚のアルミニウムから作られた」とのことで、その耐久性は、他の追随を許さないだろう。そして、おおきく(48cm × 34cm × 12cm)て重い(4.68kg)。
もちろんPS5対応である。
高コスパ製品
有名どころは最低でも諭吉2枚、PS5対応なら諭吉3枚から6枚。
金持ちしかレバーレスは使えないのか。自作がコスパ最強なのか。
B1-PC超薄型オールボタンHITBOX
格ゲーマーささきさんがコスパバグ製品として紹介していたもの。
ボタンの改造方法も紹介していた。
こちらは、記事を書いている時点で、15,999円となっているが、各色すべて売り切れとなっていた。
安い時は、12,999円だったようなので値上げされているようだ。
新たなコスパバグ Flatbox
1万円を切るような製品はないのかと探していたところ、オープンソースのFlatboxを自作する動画をみつけた。
これは安く作れそうだと思いFlatboxを検索してみると、AliExpressで完成品が売っている、そして、その値段がやばい。。7,314円。
さらに驚くことに、スイッチにKailhロープロファイルをホットスワップで使用できて、同価格でPink軸(リニアで動作圧約20gf)が選べる。他にも赤軸、白軸、紫軸、茶軸が選択可能。改造のために軸を買い直す必要がない。
ただし、PS5には対応していないので注意が必要だ。
もし必要な部品を1から集めて自分で作ろうと思った場合にどの位かかるかを見積もると
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基板をJLCPCBなどで作成:700円(最低購入単位5枚 3500円)
Kailhロープロファイル Pink軸 12個:792円(最低購入単位35個 2310円)
Kailhロープロファイル ホットスワップソケット 12個:285円(最低購入単位50個 1185円)
RP2040-Zero:737円
タクトスイッチ 6個:48円(最低購入単位100個 798円)
M3x6ネジ 7個:124円(最低購入単位38個 669円)
3Dプリントケース 120g、ボタン 13g:304円(最低購入単位1KG 2280円)
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1台2,990円となった。ただ最低購入単位が限られるので、それを考慮すると11,479円となる。
また、自分でケースはプリントできるものとして、フィラメント代を計上しているが、215mm x 128mmサイズの造形が可能な3Dプリンタを持っていない場合は、ケース入手が高額となる。
ということで、完成品を1台7,314円で入手できるのは、かなりのコスパバグと言えるのでないだろうか。
しかし気になるのが使用感だろう。Raspberry Pi PicoにKailhロープロファイル Pink軸なので、ある程度の性能は保証されているが、3Dプリントのボタンやケースの剛性などはどうなのか。
気になる、気になる。
ポチる
ということで、ポチってみた。
中国からの送料がたった230円というのにも驚く。
到着は8月2日までに配送となっている。
ということで、商品が到着したら使ってみて、出来ればボタンのストロークやアクチュエーションポイントの改造も行ったりした結果をまた紹介したいと思う。
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